”Nao foi uma decisao dificil” diz Jose Azevedo.

今日はあまりニュースがないので、だらだらと…。

  • ソシオ
     ベンフィカのソシオ数が世界一になり、ギネスブックに登録したというのは昨年11月10日。あれから2カ月以上が経ち、現在はどのくらいなんだろう…とちょっと見てみたら、現時点なのか昨日の時点でなのかは分からないけれど、164,103人。登録した時の人数が160,392人だったから、1日50人くらいのペースで意外にも着実に数は伸ばしているのね。
     最近は日本在住の日本人ソシオも増えてきているようで、嬉しい限り。ソシオになるくらい、ベンフィカを愛している人が増えているってことだから。全部でどのくらいいるのかな…何人くらいでカーザができるんだろう、と、時々考えてみたりしている。カーザが設立されると、オープニングセレモニーにLFVとかEusebioとか来てくれるケースが多いのよね。日本は遠いから分からないけど…。
  • 移籍話
     マラガ行きは時間の問題と言われているBeto。しかしここにきて暗礁に乗り上げてきている。というのも、マラガはレンタルでの移籍(今シーズン末まで)を希望しているらしいが、ベンフィカは完全移籍でないと認めない方向。Betoは今日にも解決するだろうと楽観的にみているが…。
     マーケットシーズンになると必ず名前が出てくるSimaoだけど、今回はフィオレンティーナ。まだ考慮中という状況なので、具体的な話になってくるのかは分からない。正式なオファーが来たら、SimaoはやっぱりRuiやNunoに相談するのかな。でも、彼らがいた時と今では全然違うだろうしな…。なお、フィオレンティーナはQuaresmaも考えているよう。
  • 自転車
     今年7年ぶりに活動を再開する自転車競技部門の注目は、何と言ってもディスカバリーから移籍してきたJose Azevedo。ベンフィカはコンチネンタルプロフェッショナルチームに所属するため(ちなみにポルトガルではベンフィカ1チームのみ)、プロツールには参加できず、彼も「目標はVolta de Portugal」だと話している。
     あと1年残っていたディスカバリーとの契約を捨て、ベンフィカへ移籍したことを「難しい決断ではなかったし、逆に光栄に思う」と言ってくれたAzevedo。長い間プロツールで活躍してきた彼にとっては物足りなさを感じることも出てくるだろうなと思うけど、新チームに彼がいてくれることが心強いのは間違いない。アルガルヴェでスタートしたキャンプも順調のよう。サッカーとともにベンフィカ創設時にあった伝統の競技種目だし、今年はこっちの話題も書いていけたらなと思う。

Benfica se aproxima ao segundo lugar.

 今日の話題は、大きく分けて3つ。
 まずは昨日行われた第15節のアカデミカ戦。Ricardo Rocha(2分)とLeo(88分)のゴールで2対0と勝利。Santos監督はRui Costaを温存し、75分から出場。メンバーはQuim、Nelson、Luisao、Ricardo Rocha、Leo、Petit、Katsouranis(75' Rui Costa)、Simao、Karagounis(89' Joao Coimbra)、Miccoli(53' Manu)、Nuno Gomes。
 これでスポルティングとは1ポイント差。首位を目指すためには、一歩ずつ目の前の敵をつぶしていかないとね。
 次は移籍の話。
 Kikinのメキシコ・ティグレス行きが正式決定。5年契約で移籍金は360万ユーロ。クルス・アスールへ払った移籍金よりも若干多めで、ベンフィカ的にはにっこり?でもたった6ヶ月でいなくなってしまうのは少し残念。彼の本当の実力が全然見られなかったからね…。
ポルトガルに、ベンフィカというビッグクラブに来られたことはとてもいい機会だった。5・6か月というのは短い期間だったけれど、いろいろなことを学んだ。素晴らしい経験だった。」
ちなみに、ベンフィカはこのお金で新しいフォワードを獲得するべく、現在物色中。
 それからBetoのマラガ行きがほぼ確実だとAsが報じたようだ。あとは詳細を詰めるのみだという。Betoとベンフィカの間でも今日、明日と話し合いがもたれるようだ。「ベンフィカは私を出してくれると信じてる」とBetoはコメント。
 また、A BOLAでは、Manuにマルセイユが興味を持っているという記事が。現在の2倍のサラリーでオファーを出すことを考えているようだが、クラブ間の合意は難しいとみられている。
 最後は久しぶりにZahovicの話題が出ていたので。
 現在、彼はスロヴェニアのクラブでアシスタントをしながら、UEFAの最高レベルの監督養成コースを受講しているが、彼へのインタがMaisに掲載されている。
「多くのことを学んだ。通常、選手はピッチの上でのプレー以外のことを考える必要はない。しかし監督はすべてを、1日24時間全てのことを、全選手のことを考えなければならない。今では以前よりもいろいろなことが分かるようになった。私は既に地元クラブのアシスタントとして働いているが、しかしこのコースに感銘を受けた。今まで考えもしなかったことを学んだ。監督の任務は非常に難しい。多くのことを考え、一般大衆の、観客の全ての要求にこたえなければならない。選手であることと監督であることはかなり違うものだ。」
 選手だった時は監督を困らせてばかりいたZahovicも、かなり大人になったものだ…なんて。そのためか、Videoではかなり丸くなった感じのZahovicが拝めます。

Luisao tem de cumprir 40 horas de servico comunitario.

 週末にメディアを騒がせていたのは、Luisao逮捕のニュース。原因は飲酒運転。ポルトガルで基準とされている1.20g/lを超える1.44g/l(後に1.33g/lに訂正)のアルコールが検出され、取り調べを受けた。彼は奥様と友人夫婦と食事を取った後で、その場でアルコールを取っていたらしい。結局40時間の奉仕活動を受けるということで釈放。クラブでも特に罰を与える予定はないらしい。
 かなり昔だけど、Zahovicが同じように飲酒運転で捕まったことあったな…でも、ポルトガルでは正直な話、お酒―特にワイン―を飲んだ後に運転するなんて珍しいことでもない(以前に比べれば基準は厳しくなったので、一応飲む量は控えている人は多いが)。でも事故を起こしてからでは遅いので、気をつけてもらわないとね。
 明日のアカデミカ戦に臨むメンバーが発表。Luisaoもしっかり入ってます。そしてMiccoliが復帰。メキシコ・ティグレスへの移籍がほぼ確実(金銭面でまだ合意に至っていない模様)なKikinは外れている。
Quim、Moretto、Nelson、Luisao、Ricardo Rocha、Leo、Anderson、Miguelito、Petit、Katsouranis、Rui Costa、Karagounis、Joao Coimbra、Manu、Paulo Jorge、Nuno Gomes、Miccoli、Mantorras

Benfica ganhei 1,200,000 euros.

girassol2007-01-11

 なんとまあ、厳しい日程だったにもかかわらず(どのクラブもそうだけど)、国際ドバイトーナメントで優勝してしまった。あまり期待していなかっただけに、ちょっと驚き。
 まず、起用されたメンバーは、Moreira、Pedro Correia、Luisao、Anderson、Leo、Petit、Rui Costa、Karagounis(46'Katsouranis)、Manu(46'Marco Ferreira)、Simao(46'Paulo Jorge)、Kikin(69'Mantorras)。Rui Costaは90分フル出場。ラツィオが見たがっていたNelsonを出さなかったのは、やっぱり意図的?
 2戦続けて90分スコアレスドローからPK戦というのは、攻撃陣の不甲斐なさととるべきなのか、守備陣の頑張りととるべきなのかは試合を見ていないから分からないけど…うちのキーパーはPKに強いとは言えるのかもしれない。ベンフィカで外した2人―MantorrasとLeoは自滅だったのに対し、ラツィオの3人は全てMoreiraが止めたもの。
 しかし、この試合のヒーローは、この試合でトップチーム初出場となった19歳のPedro Correia。PK戦の最後に蹴った彼は見事決めたのだけど、本当はAndersonが蹴るはずだったのを自分から申し出たらしい。
「前の選手が外したのを見て、大きな自信になったんだ。サイドに蹴ったらキーパーは逆方向に飛んだ。PKには、いつも何らかの運が必要なんだ。嬉しかった。ただ、このまま続くと期待はしてない。今回のことに目がくらんだりはしない。監督のオプションに入るよう、練習を続けていくことが何より大切。チーム内のポジションを獲得するには、一生懸命練習し、チャンスを待つんだ。」
 彼みたいな選手、大切にしないといけないんだけどねぇ…。
 ということで、今日の画像はPedro Correia。可愛いねぇ…。

”Pensei que tinha terminado a minha carreira.”

 いくら公式戦ではないとは言え、中日がない連戦は大変。今日はドバイ国際トーナメントの決勝戦ラツィオと対戦。開始まで30分を切ったけど、メンバーはまだ発表されていない。
 なので、今日はRui Costaのインタを。まずはA BOLAに掲載された2ページに渡るインタビュー。全部訳すのは週末になってしまうかな…。インタのタイトルは、上に書いた「Pensei que tinha terminado a minha carreira.」。「怪我に直面して、もう復帰するのはほぼ不可能なのではないかと思った…。」
 正直言うと、私も、もしこのまま試合に出られなければ、彼のことだから引退するって言い出すんじゃないかと思っていた。でも、そんなキャリアの終わり方は、彼にふさわしくない。彼に対するNuno Gomesにコメントに、「彼がキャリアを終えるときは、チャンピンとして。」とあったけど、私もそうであってほしいと思う。
 さて、もう1つはイタリア・ガゼッタのインタビュー。ラツィオと対戦するから…というのもあると思うけど、話題はあまり関係ない。ガゼッタの紙面にはいろいろ出ているかもしれないけどね。それによると、現在ポルトガルでプレーしている選手の中で、イタリアのクラブに薦めたい選手はQuaresmaとMiguel Veloso。まあ、彼らがポルトガルを出てくれれば、ベンフィカはそれだけ楽になるからね、なんて。
 また、Figoがサウジアラビアに移籍し、そこでキャリアを終える決断を口にしたことについては「私に判断することは出来ない。それぞれが最適と思うことをするわけだから。私の場合は、ポルトガルでキャリアを終えたいと思うけど。」Figoもそう口にしていたこと、あったけどね…。
 さて、ラツィオ戦のメンバー。Moreira、Pedro Correia、Anderson、Luisao、Leo、Petit、Karagounis、Rui Costa、Manu、Simao、Kikin。Santos監督は口にしたとおりMoreiraとRui Costaを出場させ、19歳のPedro Correiaを起用。
 試合結果はまた明日。

Benfica vai defrontar U. Leiria

 ドバイ国際トーナメントのバイエルン戦。ベンフィカのメンバーは次の通り。
Moretto、Luisao、Ricardo Rocha(46'Andrade)、Miguelito、Nelson、Beto、Katsouranis(63'Karagounis)、Karyaka(77'Joao Coimbra)、Manu(85'Marco Ferreira、Simao(46'Paulo Jorge)、Nuno Gomes(46'Mantorras)
 交代枠とかは別になかったみたいで、前半と後半じゃまったく別のチーム。
 結果は0対0で90分が終わり、PK戦へ。BetoがKahnに止められたけど、MorettoがVan BommelとPizarroのPKを防いで4対3で勝利。ひとまずこれで目標達成かな。水曜日にトロフィーをかけてラツィオと対戦。ラツィオはこの試合でNelsonに注目しているらしい。また、Santos監督は、決勝にRui Costaを出場させるつもりだとか。
 さて、今日はタッサ5回戦の抽選会。ベンフィカはレイリアと対戦。う〜ん、ちょっと手強いかも…。

Para ”Dinheiro e Prestigio”

 今日の各紙は、昨日のポルトの敗戦がトップ。相手がディヴィジョン3のアトレチコ、ということで衝撃はかなりのもの。アトレチコのオフィシャルサイトはアクセスが殺到し、今現在も制限をかけているようだから反響がすごい。このまま調子を落としてくれればいいんだけどね…。
 さて、ベンフィカは本日ドゥバイでバイエルンと対戦。このトーナメントはUAEの首相であるMohammed bin Rashid al Maktoumの名前が冠してあり、政府主催の大会のよう。今回が第1回で、UAEは今後毎年開催していく意向のようだ。
 なぜこんな強行スケジュールを組んでまで参加するのか…それは「お金」と「威信」のためだという。というのも、この大会に参加するだけで50万ユーロを受け取ることができるらしい。優勝すればその額は120万ユーロ(当初から受け取ることができる50万ユーロを含む)になる、という。因みに準優勝なら約100万ユーロで、3位は60万ユーロ。この賞金の額ってどのくらいのレベルなんだかはわからないけど。しかも、自国のクラブが参加しないっていうのが、ちょっと太っ腹な感じ。
 威信、というのは、第1回大会の参加チームに選ばれたクラブの、ベンフィカという名前の威信を守るため。またベンフィカバイエルンのほか、ラツィオマルセイユと参加クラブが各国のビッグクラブだということから。
 そうは言っても、Santos監督もこの大会に参加することに対してあまり乗り気ではなかったらしく(当然の話)、心配しているよう。土曜日の試合の翌日に7時間の長旅でUEAに到着、時差ぼけ(ポルトガルUAEは4時間)の中その翌日に試合。しかも相手はバイエルン。そのあとマルセイユラツィオと戦い、ポルトガルに戻って15日にはアカデミカと対戦…。
 Miccoli(負傷明けでまだ調子が万全でない)とNuno Assis(以前ドーピング陽性反応により約5か月の出場停止となり、それを全うしたが、スポーツ仲裁委員会からその処分は1年間の出場停止が妥当とされた。期間は来年7月26日まで)以外のメンバーが今回は招集されており、おそらくはサブのメンバーで戦う模様。キーパーもMoreiraとMorettoが1試合ずつ出場するというし。Ruiは出ることになるのかな?今のところ、スタメンはまだ発表されていない。
 どんな大会に出ようと構わないけど、リーグ戦を一番に考えてもらわないと、困るのはクラブだと思うんだけどさ。