Ainda não esteve pronto, mas...

 予想以上に作成がはかどらなくて、もういい加減飽きてしまったので、この辺で公開することにしてしまいました。だからリンク切ればかりです。インタもクラブの歴史も、ソースとなる文章があまりにも長いし、2003/2004シーズンの登録選手もまだ正式に発表されていないし...なんて言い訳してしまいますが、私の能力不足です。ごめんなさい。ニュースだけは、出来るだけこまめに更新するようにします(あくまで目標ですが)。
 更新していなかったここ数週間、メルカードでもいろいろな動きがあったけど、驚きはやっぱりPauletaのパリ・サンジェルマンへの移籍かな。ボルドーは国内クラブには出さないといっていたし、ポルトが獲るという話もあったし、一方パリは財政難だと聞いていたから、ありえないと思っていたんだけど。パリの890万ユーロに対し、リヨンは1000万ユーロ用意していたみたいだしね。パリは放出するという噂が出ていたHugo Lealも残留のようで、本当に最後の最後にはどうなることやら...て感じで、相変わらずメルカードからは目が離せない。
 ベンフィカではベンフィカで、キャプテンがHélderに決まったことで、Simãoが反旗を翻し、副キャプテンを拒否して結局Nunoになったとか、Ricardoと最終的に合意できずに、彼はスポルティングに行っちゃったとか(私的にはMoreiraくんで続けて欲しかったから、構わないんだけど)、Tiagoは膝の具合がよくなくて、ずっと練習に参加していないみたいだし、Nunoは8月末ぐらいからは復帰できそうだとか、会長選には予想通りLFVが出るみたいだとか、なんともまあ、相変わらず話題には困らない。
 あ、そうだ。チャンピオンズリーグの予備戦3回戦はラツィオとになったんだよね。不安もあるけど、Nunoの「ポルトだって勝てたんだから、俺たちにだってチャンスはあるさ!」という言葉を信じていくしか、私には出来ないから。とにかく信じましょう! Vamos
acreditar como sempre! ...というより、Nuno、あんたまだ出られないんじゃないの?
 まあ、今ここで急いで書かなくても、これからもどんどん話題は出てくるのだから、息切れしないようにしていきましょう。
 さて、個人的なこと。
その1: サッカーマガジン1970年11月号を手に入れた。定価200円となっているけど、払ったお金は十数倍。でも、ベンフィカvs日本代表だとか、ベンフィカvsミランのマッチプログラムよりはかなり安かった(半分以下だね)。この年の8月にベンフィカは日本代表と試合をしていて、岡野俊一郎氏がベンフィカのプレーを解説するページがあったのが購入の決め手となったんだけど、かなり興味深いものが他にもあった。釜本邦茂森孝慈物語なんてものが載っているのに時代を感じ、2001年のサッカーを予測するという記事もある。
 この頃既に「リーグ加盟チームを企業ではなくクラブにしよう」とか、「協会とリーグは別組織にしよう」などという提案が出ていたのにびっくり。そして、それが現実となるまでに約20年かかったというのにも驚き。Jリーグが発足して日本サッカーは急激に発展したといわれ、確かに技術レベル的にはそうなのかもしれないけど、やっぱり昔からの積み重ねでここまでやっと来たんだな、というのがとても実感できた。
 後ろの方に読者からの質問に答えるページがあるんだけど、これが時代を反映していて面白い。「日本リーグの選手の住所を公開しない理由」とか、「サッカー選手になるには大卒の教養ぐらいあった方がいいのか」とか(この辺はやはり企業主体だったってことだよね)、「リベラの写真を下さい」だとか、今じゃちょっと想像つかない質問ばかり。でも、一方「エウゼビオの正式な名前の呼び方を知りたい」というのがあり、メディアや時期によって呼び方が違っていたらしく、そのあたりは今と比べても変わらないのねと、ちょっと寂しくなった。何でも当初は、ドイツ語読みの「オイゼビオ」で、その後英語の「ユセビオ」になり、最終的にポルトガル語の「エウゼビオ」になったという経緯があったらしい。
 因みに、ここで既に現地読みに準じていきたいといい、Real Madridは「レアル・マドリッド」ではなく、スペイン語読みの「レアル・マドリー」が正しいと書かれているのに、未だに直ってない。学習能力がないってこと?
その2: 「普通の人からすれば無駄遣い」、第2弾。本屋さんに行ったらFrance Footballが売っていて、表紙がPauletaだったものだから、ためらいもなく買ってしまった。フランスで購入できる金額の倍以上した。彼のインタが載っていたんだけど、フランス語なんて、まだまだ読めないっていうのに...。
 しかも一緒に、Kickerの2003/2004シーズンプレビュー版も。ただ単に、Meiraくんの小さな写真が掲載されていたからなんだけど(苦笑) ドイツ語だって、全然分からないのに...読める人を探そう。
その3: 私のサッカー好きを知っている長年の友人から、彼の友人のイタリア人を紹介してもらい、サッカー話をした。もともとの友人の方もサッカーは好きで、お母さんがスウェーデン人ということでスウェーデン代表を応援し、お父さんがイラン人だからアジアではイランが最強だと思っている。ついでに母方のおばあちゃんがイタリア人なので、イタリアのサッカーがお気に入りという複雑といえば複雑、単純といえば単純な人。で、そのイタリア人Aさん、まず日本語がとてつもなく丁寧で流暢なのに驚いた。4年も住んでいれば、そんなものなのかもしれないけど。彼はジーコジャパンのこれからと、サンプドリアの柳沢を本当に心配していた。日本のクラブのお気に入りは、「安定した強さを持つジュビログランパス」(ジュビロは分かるけどグランパスはどんなもん?)で、アントは「波が激しすぎるからだめ」なのだそうだ(確かにそうなんだけど)。今後の日本サッカー、アジアサッカーにとても期待していて、サッカー先進国の人が、いくら今住んでいるからとはいえ、後進国のことをここまで考えてくれていることにとても感激した。だって、サッカー関係の仕事で日本にいるわけじゃなく、ただのサッカー好きな一般人なんだから。
 因みにミラノ出身、実家はサンシーロから20分ぐらいのところにあるという彼。ミランの2チームのどっちが好き?と聞いたら、「インテルよりはミランが好きって感じかな」と予想外の答えが返ってきた。だって、リスボンでサッカー好きに聞いたら、「絶対にベンフィカ!」とかその逆の答えが返ってくるよ。まあ結局は「イタリアのサッカーが1番」ってことらしく、「ポルトガルへ行くんだったらイタリアかスペインに行ってサッカー見たほうが絶対いい!」と言われ、「そのうちね」と言葉を濁してきた。
 久しぶりなので長くなりすぎたかな。最後までお付き合い、ありがとうございます。
 次回からはもっと簡潔に書きます(無理かもしれないけど)。