Antes do jogo contra La Louvière

 まずはお知らせ。もうご存知の方も多いかもしれませんが。
 本屋さんで、まあテストもあることだし...と久しぶりにポルトガル語の参考書を見ていたら見つけてしまった。ポルトガルポルトガル語の参考書。本の中にも書かれているけど、おそらく日本で初めて。
 入門書、と謳っているけれど、復習のためにもいいかなと嬉しさのあまり買ってみた。進行形もブラジルの「estar + 現在分詞」ではなく「estar a + 動詞の不定詞」で書かれているし、2人称tuもきちんと載っている。直接目的語の位置なんかも詳しい説明あり。ブラジル・ポルトガル語との文法や単語の違いも出ているから、ブラジル・ポルトガル語を勉強したけど、ポルトガルポルトガル語をやりたい、という人にも分かりやすいと思う。CDもきちんとついていて、例文を読むスピードはさすがにゆっくりめだけど、発音に慣れるには十分。
 ペレ出版「しっかり学ぶポルトガル語・文法と練習問題」カレイラ松崎順子著。定価は1800円。ポルトガル語にも興味のある人は探してみてください。別に私、回し者じゃないんだけどね。
 さて。日本時間明日5時からLa Louvière戦。ベルギーでは引き分けてしまったため、この試合は絶対に勝利しないといけない。Nunoの復帰戦となるわけだけど、重荷になってしまわないかとちょっと心配。知名度では圧倒的に勝利しているベンフィカだけど、試合の方は実際に始まってみないと分からないからなぁ。
 とりあえず、試合前の両監督のコメントでも。
Ariel Jacobs監督(ラ・ルヴィエール):
ベンフィカは、ボールを奪ったときによくミスをする。ポルト戦やベレネンセス戦のようなことが起こらないとも言い切れない。しかし勝てる可能性は10%程度だと思っている。ベンフィカほど国際経験のある選手もいないから、簡単な試合になるとは言えないだろう。
 どのように戦うかはベンフィカ次第。ベンフィカが攻撃的に来れば、カウンターを狙っていくし、もし攻撃的でなければ、私たちが攻撃的になる。ベンフィカはビッグクラブだし、ホームで戦うことになるわけだから、彼らが試合の流れを決めていくことになるだろう。勝利を義務付けられているのは彼らだから。彼らは勝たなければならない。私たちは勝てるように努力をしていかなければならない。」
Antonio Camacho監督:
「興味があるのは1回戦を突破するということだけ。選手たちはその気迫にあふれているし、相手は私たちの突破を阻止しようとよく動き、幸運を呼び込もうとしてくるだろう。勝利のために90分間戦っていく。私たちはラ・ルヴィエールよりも勝っているが、それをピッチの上で証明しなければならない。勝つということはいい試合をするということだ。負ければ誰もいい試合だったとは言わないだろう。試合が始まったらすぐにゴールを狙っていくつもりだ。
 うちの選手たちはほとんどが攻撃的にあることをよしと考えるものばかりだから、守備に心を配る選手も据えていく。相手はカウンターを狙ってくるだろうから、それを阻止するためにポジショニングをよくしていかなければならない。」
 やっぱりよくうちの試合を見てるよ。ボールを奪ったときの一瞬の気の緩み。そのミスをなくせとは言わないけれど、少なくしていかないと、この試合だけでなく、これからの試合も危ないだろうね。
 とりあえず、明日は早起きしないと。