Nuno Gomes voltou a jogar!

 勝つのは当然と思っていながらも、なかなかゴールが決まらないことにイライラしつつ。でも、勝てばそんなことを忘れて喜びいっぱいになってしまうのだから、やっぱり現金なんだなぁ、私って。
 ただ、何よりもこの試合で重要だったのは、Nuno Gomesの復帰。当初はFehérの代わりにスタメンで、という話だったが、結局試合が始まる1時間ほど前にベンチスタートであることが発表された。5ヶ月の戦線離脱から復帰したとはいっても、まだ本調子ではないわけで、Camachoも慎重に行ったんだと思う。
 何度か得点のチャンスはあったものの、復帰戦は無得点。でも、まだ先は長い(はず)のだから、試合をこなしながら調子を上げていって欲しい。ま、そのためには他の選手が今以上のプレーをして、彼をサポートすることが大前提なわけだが。
 試合後の彼のコメントは次のとおり。
「復帰できたということが何よりも大切なこと。とても素晴らしい気分だし、ベンフィカも勝てたし。
 いつかは苦難の日々も終わるだろうと信じていた。怪我をしたという事実は、既に遠くかなたへ去っていってしまった気分だよ。素晴らしい大歓声を受けたとき、小さな子供のように感動した。この5ヶ月間、再びプレーしたいと強く思っていた。全てが上手くいき、最悪な時を乗り切った。その間、いろんなことを噂され、真実ではないことを記事にされ、私の怪我はVan Bastenと同じで、キャリアを終えることになるだろうとさえ言われていた。みんな根拠のないことを話していた。でも全て過ぎ去り、今は誰からも憐れまずに済んでいるよ。
 ベンフィカで試合に出て、いい状態を保っていくことが、代表監督のオプションに戻ることに繋がると思う。代表に復帰するために、出来るだけ早く自分のリズムを取り戻すことに努力して、ユーロに出場できたらと思う。手術を受ける決心をしたのも、それが目標だったからだし、みんなもだから私に手術を勧めたんだと思う。Scolariのことは、一緒にやったことがあるからよく知っている。私に出来ることは、自分の国に貢献するために集中することだというのも分かっている。」
 しかし、やっとNunoが復帰したと思ったら、今度はFeherが離脱。先週土曜日の代表戦のときから、左足太ももに痛みを感じていたんだそうだ。ジル・ヴィセンテ戦の出場は難しいらしい。ラ・ルーヴィエール戦でゴールを決めながら...なんてこった。ベストメンバーを組めたらなぁと、やっぱり「たられば」を捨てられない私だった。