O Benfica não é grande.

 この3日間、ずっと考えていた。どうすればこの苛立ちを抑えることが出来るのか。
 ま、考えている時点で、80%以上は不可能なんだけど。そう、考えれば考えるほど、ますますむかついてしまって逆効果。で、結局こう考えることにした。「ベンフィカはビッグクラブなんかじゃない。ただ、ヨーロッパでは名前が知られているだけだ」と。幸いにも私は日本に住んでいる。日本人にベンフィカなんて言っても、分かる人はそんなにいない。サッカー雑誌を見ていたって、そんなに話題になることもない。
 しかし、そうは言っても。ベンフィカに苛立つことはあったとしても、嫌いになることは出来ないし、考えられない。だから、どうしても情報は得たい。そんな私の情報源はポルトガルのメディア。いくら私が「ベンフィカはビッグクラブじゃない。」と思い込んだとしても、いくら負け続けたとしても、ポルトガルベンフィカはビッグクラブとして扱われてしまうのだ。
 結局、私はいつまでも、このイライラと付き合っていかないといけないのだ...。
 とりあえず、この話題には触れないといけない。UEFAカップの抽選があり、ベンフィカの対戦相手はスロヴァキアのFC Dukla Banská Bystricaに決まった。知らないよ、このクラブ...。
 UEFAカップに出場したのは過去2回。1984/1985(対Borussia Monchengladbach)と1999/2000(対Ajax)で、両方とも負けている。それでも、楽勝!と自信を持って言えないのが辛い。だって、バタバタして負けそうな気がするんだもの。本当に、誰か、どうにかしてよ。
 UEFAカップの決勝はAlvaradeで行われるけど、これがLuzだったらちょっとは違ったんだろうか。
 今週末からリーガも開幕するけど。対戦相手はアウェイとはいえBeira-Marなんだけど。
 クラブの意図が見えない。Trapの方向性が見えない。選手たちが目指しているものが見えない。何がなんだか分からないものを、どうやって応援すればいいのか?
 「開幕戦は勝って。」今はそう祈ることしか出来ない。それに応えてくれるのかどうかは分からないけど。ファンを不安にさせるなんて、プロがすることじゃないよ、まったく。