Comunicado sobre os bilhetes no jogo com FC Porto

 チケット騒動のその後、ベンフィカがオフィシャルサイトに公式声明を出してます。内容はだいたいこんな感じ。Comunicadoって言葉というか言い回しがが堅苦しいので、もしうまくニュアンスが伝わらなかったらごめんなさい。
 ポルトガルプロフェッショナルサッカーリーグ大会規約第68条1項には「ビジターとなるクラブはゲームを主催するクラブに対し、試合開催日の12日前までに試合のチケットを要求しなければならない」とある。これによると、10月17日に開催される試合について、FCポルトは10月5日までにベンフィカに対しチケットの要求を完了しなければならない。
 しかし、FCポルトはその日までにベンフィカに対しチケットを要求しなかった。そのためベンフィカポルトに対し1008枚を用意した。この1008枚というのは、ベンフィカがアウェーで戦う際の相互関係を考慮し、スタジアム定員の比率から割り出したものである。このベンフィカの意見は、ポルト幹部であるFernando Gomes氏によるこの件についての言及を知る前に明らかにしているものである。どんな事実にも基づかない彼の発言は、ベンフィカが規約に違反し自分たちは被害をこうむったと公の場で事実に抵抗するため、FCポルトが意図的に行ったものである。
 FCポルトが最初にチケットを要求してきたのは10月8日であり、ベンフィカは既にその前日にFAXを送っている。FCポルト幹部の発言に関し、ベンフィカはFCポルトがこの件に関し公式に謝罪をすれば、用意していた1008枚を提供するつもりでいる。しかし本日中に謝罪がなければ、この1008枚のチケットは別の方法で処理することになる。
 で、早速LPFP(Liga Portuguesa de Futebol Profissional)のサイトで大会規約を確認してみた。確かに第68条1項にはそのままのことが書いてある(因みにほかにどんなことが書いてあるかというと、要求締切日の2日後までに提供するチケットの枚数を通知すること。ビジターが受け取ったチケットを全て捌ききれなかった場合は、当日券の販売開始前に返却すること、など)。確かにベンフィカの言い分は間違っていない。
 これでポルトは謝罪をするのだろうか。謝罪しなければチケットが1枚も手に入らなくなる可能性は大だから...ちょっと見もの。
 でも大会規約ってやっぱり知っているといいもんだね。ニュースの中に出てくると、ちょこちょこ見たりしているんだけど、まだ全部目を通したわけじゃないから。訳して載せればいいんだろうけど、それはちょっとご勘弁。数年かけてなら出来るかもしれないけど、あまりにも長くて。