João Pereira estreou na Superliga.

 アマドーラの処遇がどうなるか見当もつかないまま、2003/2004シーズンのスーペルリーガが始まりました。
 ベンフィカはドロースタートということで、ちょっと気持ちが晴れずにいるのだけど、アウェイで負けなかっただけましかも、と考えることにした。昨シーズンみたいに好スタート(4連勝)を切ってしまうと、根拠もない自信を持ってしまうからね。昨年と違い、今シーズンのベンフィカは不安だらけだから。
 そうは言っても収穫はあって、まずはMoreiraくん。A BOLAで10点満点中8点、maisでも5点満点中4点と、開幕戦のMelhor em Campoに選ばれた。監督が代わったからか、それともただホームでの開幕戦だったからか、ボアヴィスタは今までにないくらい攻撃的だったようで(SanchezはJaime Pachecoのもとでやってきたのに...攻撃の選手が監督になると、やっぱり攻撃的になるものなのかな?)、その攻撃をことごとく防いでいたのが彼。中継でもナイスセーブの声連発だった。Ricardoが来ていたらこの活躍はなかったわけで...やっぱり獲得しなくてよかったんだよね。昨シーズンも様々なキーパーの獲得が噂にあった中で奮起して、結局リーガで2番目の失点の少なさだったわけだし、彼は自分のおかれている立場をよく理解して、頑張ってると思う。身内の贔屓目でなく。はやくA代表に呼んでよ、Scolariさん、と言いたいところだけど、sub-21の予選を戦っているわけだし、これに勝てばオリンピックに出られるわけだから、とりあえずはそっちに集中してもらうべきかな。下手にA代表に加わって、レベルの違いに自信をなくす...なんてことはないだろうけど、絶対にないとも言い切れないから。
 そして何よりもこの試合、Bから昇格し、ラツィオ戦にも招集されたJoão Pereiraが61分から出場!驚いたよ〜正直言って。こんなに早く出場機会があるとは思わなかったから。しかも評価もなかなかのもの。A BOLAは途中出場の選手には厳しいから評点は4だったけど、maisでも4で「思い切ったプレーでペナルティーエリアの中でも、ボアヴィスタのディフェンス陣に対してもどうにかしようとしていた。運がなく得点はできなかったが、それはWilliam(ボアヴィスタのキーパー)の調子もよかったから。今後もCamachoのオプションの中に入っていくだろう。」と評価。Camachoも「彼は創造的な選手。この夜は、興味深い動きをしていた。非常にスピードのある選手で、出場したときもそれを出そうとしていた。試合に少し動きがなかったからね。」と、満足げ。
 Pereiraくんの感想はというと、「監督が私に出場をを告げたときは、世界で一番の幸せ者だと思ったよ。だって、小さい頃からの夢が現実になることを意味したわけだから。信じられなかった!普段より前でプレーしたけど、監督が必要だと思うポジションで私はプレーするよ。監督が、あのポジションに私を置いたわけだし、自分のベストを尽くしたよ。」
 Sokotaが再び負傷してしまうという、FW陣に対する新たな不安も出てきたけれど、もうそろそろNunoも復帰する頃だろうし、何とかこれよりも悪くならないようにと祈るだけです。