Falta golo definisivo

 珍しくアントの試合が生中継されていたので見ていた。相手は仙台。アントホームの試合だし、相手は下位に甘んじているチームだし、それなりの結果は出すだろうと思っていた。でも、結局はスコアレスドロー。前節では、今や強豪となりつつあるジェフ(昔を考えるとものすごい変貌振りだよなぁ)に競り勝ったというのに。とりあえずジェフもドローだったから、アントは首位キープ。でも2ndは始まったばかりだし、足元がまだ揺らいでいる状態だから安心は出来ない。
 試合を見ていても、得点しそうな気配は全く見当たらず。平瀬は決定的なチャンスを外すし。ゴールが少ないとはいえ、それでもチームを引っ張っていた柳沢が抜け、気迫だけはものすごく感じられた鈴木もいない。3番手であった平瀬がレギュラーで出られるようになったのは、ただそれだけの理由だということを、彼自身、理解してプレーしているのだろうか。それが分からなければ、平瀬は多分、このまま伸びることはないだろうと思う。
 アントを通じてしかJクラブなんて分からない現在。久しぶりに岩本を見た。私の中ではほっぺを真っ赤にしていた彼なんだけど、顔つきがものすごく大人になっていた(って、年上の人に言う言葉じゃないか)。
 ここ数年で移籍が活発になってきただけに、久しぶりに試合を見ると、あ、この人がここに移ったんだ、なんて改めて気づくことが多い。岩本も、私の中ではいつまでもベルマーレの選手のままだし(もちろん、移籍したと言う事実は知っているけど)、望月もグランパスのイメージが強く、それは小針に対しても言える。森保も、小村も、違和感がある。アントは、世代交代はあるにしても、有力選手が移籍することはめったにないから、余計に、いつまでも、私の頭の中は止まったまま。それでも、時間は確実に流れている。私も年取ったはずだよな、なんて、これも改めて感じてしまう。ああ、Jなんて、見るのやめちゃおうかな(苦笑)
 日曜日にはベンフィカ戦。ベレネンセスとのリスボンダービーは、またどきどきしながらいるんだろう。たまには、のんびりした気持ちでサッカーを楽しみたいかも...。だってずっとこのままじゃ、心臓が持たないよ。それにはどこのリーグを見ればいいんだろう...。