Estava feliz no Benfica, Miki?

girassol2004-01-26

 とにかく、何がなんだか分かりません。

 今日は早く仕事に出かけなければならなかったため、試合中継を聞くことはせず、とりあえず朝結果だけを見てそのまま出かけたので、ベンフィカが勝ったということだけは知っていたけど、Fehérが倒れたことも知らなかった。帰ってきたら、ベンフィカメーリングリストからかなりの数のメールが届いていて、何かと思ったらこんなことに...。
 昨年、Foeが亡くなった時はもちろん悲しかったけど、正直なところあまり現実味がなかった。怖いなぁ、うちの選手たちにも気をつけてもらいたいなぁと漠然と思っていただけで。実際、Fehérが亡くなったと知ったときも、「え、何言ってるの?」という感じで、実感なんて全然わかなかった。でも、あちこちのニュースサイトを見て、ポルトガルサイトだけじゃなくUEFAのサイトや日本のニュースでも報道されていて...。涙が止まらない。声を上げて泣いて、いったん落ち着いても、また涙が出てくる。何でこんなことになってしまったんだろう。だって、彼は私よりもまだ若い。24歳だったんだよ?まだまだこれからじゃない。ベンフィカでだってハンガリー代表でだって、まだまだ活躍するはずだったのに。

 19歳でポルトに加入した彼。その後サルゲイロスにレンタルされ、ポルトに復帰するもブラガへレンタル。ポルトに復帰してからなかなか機会がなくベンフィカへ。あちこちのサイトでも取り上げられていたけど、多分、彼が一番幸せだったのはブラガにいたときだったと思う。ベンフィカに来てからも怪我に悩まされ、コンスタントに試合に出ることは出来なかった。最近はレンタルの話も出ていたし、ポルトベンフィカとの間の移籍問題に巻き込まれてもいた。

 本当だったら冷静に、このことから選手の置かれている状況を分析して...って話を持っていかないのいけないのかもしれない。でも私はそんなに大人じゃない。プロの物書きでもない。いつも感情的でいる私は、今はそんな気になれない。
 頭をよぎるのは、彼は母国を離れて、家族とはなれて、婚約者とも離れてポルトガルでプレーをしていて幸せだったのかな?ということ。もちろん、志半ばでこのようになってしまったことは、彼自身、悔いの残る結果であったのだろうけど。それでも、倒れる直前の彼が笑顔だったということは、ほんの少しでもベンフィカにいて幸せだったと思ってくれてたのかなと思いたい。それが例え、偽善的で、自己中心的な考えであっても。
 Miki、あなたのためにもベンフィカは立ち直ります。だから笑顔で天国から見守っていてください。