Um passo para Taça

 負けるんじゃないかと思っていた。
 15時スタートの試合を、なぜか私は日本時間午前1時スタートだと思い込んでいて、ラジオに接続したらもう試合は始まっていて、しかも1点のビハインド。まあすぐに追いつくだろうと思っていたのに、なかなかゴールが決まらない。押しているのは明白だったのに。
 残り時間がだんだん少なくなってきて、もしかしたらここで終わりなのかもしれない、と思いながら。負けてしまうそのときが来るのがすごく怖くて(あんなにどきどきしながら聞いていたのは久しぶりだった)、聞くのを止めようと何度も思ったけど、その恐怖を振り払いながら聞いていたら、Tiagoが決めて、そのあとすぐにSokota。その時、私も「あ、Mikiだ」と思った。
 Notíciaに載せたArgelのコメントは、本当はもっと長かったものなんだけど、何度も何度も「Mikiが...」と出てくるのがちょっと辛くて、まとめた形になってしまったけど。でも、彼がかなり興奮していたことが伝わるんじゃないかな、と思う。
 でも、いつまでも見えないMikiの力に頼るわけにはいかないってことは、分かっているよね?