Miki e Juninho Paulista

 最近あまりサッカー雑誌を買わないのだけど(かなりの出費になるし、ポルトガルの話題もそれほどないので)、今日、久しぶりに購入したのが「World Soccer Digest Extra」。理由は2つ。Juninnho PaulistaとMikiについての記事が掲載されていたから。
 Mikiの記事が掲載されていたのは、あれだけ衝撃的な出来事であれば当然なのであろうが、おそらくは特集が特集だったからだと思われる。私の乏しい語学力からなる訳なんかよりもとても詳細であり、しかもいつも感じる訳自体に対する不満も抱かずに読めたので、まだ読んでいない方がいらっしゃれば目を通してもらいたいなと思う。彼がどれだけ期待され、皆から愛され、その死が惜しまれるものだったかがとても伝わってくる。
 Juninho Paulistaは、おそらく私がZicoの次に好きになったブラジルのサッカー選手。93年のトヨタカップで、当時はまだ控えの選手としての登録だったが、途中交代で出てきた彼はすぐに素晴らしいドリブルを見せ、たちまち大好きになってしまった(同じ試合でマルさまのファンにもなったのだが)。ジーコ二世と呼ばれ、将来が期待され、アトランタオリンピックのメンバーとなった彼は、そのままA代表での活躍も期待されていた。しかし、その後はご存知のとおり。だからこそ、横浜でのワールドカップの決勝で彼の姿を見たときは、感激のあまり半泣き状態だった。3回ものミドルズブラ移籍はちょっと驚いたが、でも、今の彼を見ていると、これもよかったのかな、なんて思える。
 やっぱりたまには立ち読みでもいいから雑誌を読まないとね。いい記事を知らないうちに見逃しているかもしれない。