O Benfica conquistou 24ª Taça de Portugal.

 今シーズンは悲しい話題があっただけに、このような形で終われたことは救いだったと思う。
 リーグ戦で最後にタイトルを取ったのは10年前、93/94シーズンなわけだけど、実はタッサで優勝するのも8年ぶりのこと。本当に長い間タイトルを手に出来なかったし、長かった、と言うかなんと言うか...というより、私がベンフィキスタになって初めて。この時期にリスボンにいられたらよかったのに、と思わずにはいられない。マルケス・ポンバル周辺では、朝まで大騒ぎで大渋滞だったそうだ。あ〜ん、いいなぁ。
 土曜日に友達と話していて、「多分2対1で勝つよ」と言われ、「そうだよね〜」と答えつつも、やっぱり心配だった。今シーズンポルトには勝っていなかったし。だから今度は勝つ!っていうのもなかったわけではないけど。
 何だろう、うまく言葉には表せません。でも、優勝が決まった瞬間は、本当にいろいろなことを思い出しながら泣いてしまった。同じ場で喜びを分かち合える人はいなかったけど、でも直後には携帯やらPCやらにメールが幾つも入ってきた。夜中、というか明け方の4時だと言うのに。遠い日本でも、あまりメジャーではなくても、みんなこの時を待っていたんだよね。そしてMikiに、Brunoに、この勝利を捧げられて本当によかったと思う。「来シーズンこそはリーグタイトルを」という選手たちの言葉を、今は信じられる気がする。
 この後は契約更新やら何やらが控えている。ArgelとSokotaは数日中にと言われているし、ブラジルからキーパーを獲得する構想もあるようだ。そして何よりもCamacho。レアルからはかなり熱心なオファーがあるとかないとかいわれているけど、まずはうちのクラブから検討して欲しい。来シーズンにはトレーニングセンターも一部は使用できるようになるみたいだし、練習場に不満のあった彼も、ちょっとは機嫌を直すだろう。
 とにかくおめでとう!「Glorioso SLB」の歌が相応しい、素晴らしいときがやってくると本当に信じています。