Ainda não contratou com Karadas.

 ポルトガルの各メディアでは、Karadasと4年契約を結んだと報じている。Karadas自身のコメントというものも載せている。しかし、1つだけこれを否定しているところがある。ベンフィカのオフィシャルだ。「私たちはどんな契約も結んでいない。もし、契約を結ぶことになれば、真っ先にソシオへお知らせする。」と。
 確かに、ポルトガルのメディアは噂をいかにも決定したかのように書くことが多い。でも、それをオフィシャルでわざわざ否定したりすることは少ない。まだ交渉中だから静かにしてくれということなんだろうけど、そんなに難航しそうな交渉なのだろうか。額が額だから、いつものように横取りされるのが怖いのか。
 そうは言っても、もうUEFAの登録締め切りまで12時間をきっている。ほぼ確実だろう、ということで、ニュースにはまだ載せないけど、ちょっと彼について。
 Azar Karadas、22歳。189センチ、86キロ。ノルウェー代表として3試合の出場経験があるけれど、実はお父さんはトルコ人なので、二重国籍なのだそうだ。17歳まではセンターバックだったとか。Meiraくんとか、最近ではMiguelとか、攻撃の選手からバックへというのはよく知っているが(年齢的に体力が落ちてきて、ポジションが下がるというのもよくある話だし)、逆というのも多いんだろうか。ま、若いからな。ローゼンボリに移籍した2002年当時も、センターバックとしてだったらしい。今シーズン(北欧はシーズンが違うからね。ノルウェーは4月ごろに開幕して11月ごろに終わるようです。)は15試合で2ゴールと、実はちょっと寂しい。
 実はAzarという名前を目にしたときの第一印象は、「なんて名前なんだろう」ということ。ポルトガル語でAzarって「運が悪い」という意味なんだよね。再帰動詞(Azar-se)にすれば、適応するとか少しポジティブな印象になるんだけど。彼がこのまま加入して、活躍しなかったときの新聞の一面見出しが容易に想像できるのだが...このことをA BOLAは彼に伝えたそうなんだが「Azarという名前だけど、幸運をチームにもたらすからとファンに伝えて」と言ったそうだ。じゃあ、彼が活躍したら? 空中戦に強いと言う彼がヘッドで得点を重ねることになったら、'Asa'r、かな。なんて、私もくだらないこと考えているな。Asaは翼、羽、という意味。母音に挟まれたsは濁音になるので、発音自体は一緒。ま、どうでもいいことだけどね。
 最後に、移籍交渉がまとまった(と言われる)後のKaradasのコメント。
「この移籍は非常に感動的なものになるだろう。実現するのは夢だったし、この経験は非常に興味深いものだ。ベンフィカにはいいフォワードがいる。特にNuno Gomes。レギュラーを掴むのは非常に困難だと思う。ある試合には出場できても、別の試合ではベンチになるかもしれない。自分を非常に満足させる挑戦だね。」
 本当は、正式に発表される前に書くべき内容ではないんだろうけど(日本時間22時45分現在、まだ正式にアナウンスされてない)、これを書かなければ、ほかに書かなければならない話題はただひとつ...。言うまでもないけど。
 1度ぐらい負けておいたほうがいいとは思うが、ハットトリックをとられるのはどうよ。
追加:
 やっとオフィシャルに正式発表がありました。15時27分って、私が上のを書いてたときにはもう決まってたんじゃん。何度もリロードしながら見てたんだけどなぁ。とりあえず、Trapが望んでいたフィジカルの強い選手。ま、めでたしめでたしだな。