O Delibasic foi ultimo reforca do Benfica.

girassol2005-02-01

 冬のマーケット締切ぎりぎりに、ストライカーがやってきた。マジョルカから来たセルビア・モンテネグロ人のDelibasicだ。今シーズンいっぱいのレンタルで背番号は34。レンタル終了後に300万ユーロで獲得する可能性もあるそうだ。
 Cuper監督の構想外になったとは言っても、sub-21ヨーロッパ選手権での優秀選手。ヨーロッパの舞台でポルトスポルティングとの対戦も経験している彼は、その試合で2ゴールずつ決めているということもあって「今度はスーペルリーガで2ゴールずつ決める」なんてコメントが頼もしい。「簡単にはいかないと思っているが、いい選択をしたと思う。ベンフィカは、スペインで言えばレアル・マドリやバルセロナのようなクラブ。ベンフィカが10年もリーグ優勝から遠ざかっていて、ファンがそれを強く望んでいることは知っている。でもそんなプレッシャーは何とも思っていない。プレッシャーに押しつぶされるなんて心配もしていないし、それはどのビッグクラブも一緒。チームメイトと一緒にその目標を達成させたいと思っている。自分の使命は多くのゴールを決めて、ベンフィカに勝利をもたらすこと。ベンフィカで知っている選手はSimao。彼がバルセロナにいたときからね。それからNuno GomesとKaradas。」
 パルチザンで彼と一緒にプレーしていたDrulovicは、DelibasicはNuno Gomesに似たタイプの選手だと話している。それでもNunoよりも背が高いので空中戦に強く、また器用な選手なので同時の起用も問題ないとのこと。どっちか...となると難しいけれど、単純にオプションが増えるのであれば大歓迎。有言実行となってくれることを期待しよう。
 実はベンフィカ、彼ではなくつい先日引退したDugarryの獲得を狙っていたのだそうだ。Trapがかなり熱心で金銭面でもいい条件を提示していたそうだけど、引退を彼が決めたため、Delibasicのレンタルとなったとのこと。
 なお、Amoreirinhaがエストリルへレンタルされることが正式に決定。ベンフィカであまり使われなくて、ちょっと自信喪失しかけていたというから、この間にもう一度自信をつけて、来シーズンのレギュラーを狙って欲しいと思う。
 それからSokota。Bチームでプレーすることを決意した彼だけど、ギマラエンスやポルトのオファーもあったそうだ。それを全て断ってBチームに残ることにした彼の気持ち、よく分からないのだけど...Bにいればトップチームでプレーする可能性が残るからなのか、移籍金なんかベンフィカにくれてやるか!という気持ちからなのか...。
 そういえば、移籍といえばAbel Xavierがローマ入りを決めたとのこと。テレビでまた彼を見られるのかな?だったら嬉しいんだけど。
 週末の勝利&ポルトの敗戦&スポルティングのドローで、まだ何とか優勝争いに残っている。ブラガがトップっていうのは過去にあるのかどうかは知らないが、ポルトは監督解任になったし、とにかく耐え忍んでくれ!って気持ち。