O Sporting venceu e Ajuda ao Benfica.

 「ポルト戦勝利おめでとう。そしてベンフィカを助けてくれてありがとう。」
 今、スポルティンギスタに1番言いたい言葉。本当にありがとう!
 スポルティングはこの勝利で45ポイントとなり、ポルトボアヴィスタ、ブラガと並んで2位タイ。「優勝争いに残った」という表現をされているけれど…スポルティングが残ったというよりは、ポルトが落ちたって感じかな。
 もちろん6ポイント差が十分なアドバンテージだと思ってはいないし、ポイントを稼げなければまた泥沼にはまってしまうわけで。代表戦が入るからちょっと中断してしまうけど、どうかリズムはキープしていて欲しいと思う。
 今日は契約更新の話。
 ベンフィカは現在2選手と契約更新の話し合いを進めている。1人は「ベンフィカでキャリアを終える」発言をしていたPetit。つい数週間前まで厳しいんじゃないか、更新できなければ今シーズンでベンフィカを離れるんじゃないかと言われていて(彼にはマルセイユが興味を持っている)、予想より話し合いは難航しているようだけれど、基本的合意には達したらしい。
 もう1人はMantorras。彼はもともとベンフィカでのプレー続行を望んでいたらしいけれど、怪我もあって今まで具体的な話し合いはしなかったようだ。しかしここに来て90分プレーできるようになり、重要な試合で2ゴールを決めたこともあって、話し合いが進みだしたとのこと。
 2人とも現在の契約は来シーズンいっぱい。延長することになると2010年までになる。因みに契約更新を終えたMoreira、Miguel、Simao、Nuno Gomesも2010年まで。2010年までとは行かなくても中心メンバーは現戦力で固定して、黄金時代の再来を待とうということなのだろうか。
 なお、同じように契約更新を考えているというRicardo Rochaには、レアル・ソシエダ行きの噂が再浮上。前回オファーがあった時は移籍金500万ユーロを要求し、断られてしまったのだけど、再度獲得に意欲を見せているらしい。となると、今度は本気でくるかも。
 ベンフィカ関連ではないけれど、気になる話題を1つ。
 それはスポルティングのRogerioのお母さんが誘拐されたというニュース。事件が起こったのは昨夜で、武装した3人組がブラジルの自宅から連れ去ったとのこと。
 つい先日、ポルトのLuis Fabianoにも同じことが起こったばかり。最近サッカー選手の家族を誘拐するのがはやっている(という言葉を使うのも不謹慎だが)らしく、サンパウロではここ4ヶ月で彼らを含めて4件目…つまり1ヶ月に1件は誘拐事件が起こっているのだそうだ。
 日本も最近物騒になってきていると思うけど、ブラジルは比較にならない。サッカー選手になるのも命がけ、かもしれない。