Trap pode voltar a Italia na proximo epoca.

 まずは、昨日書こうと思っていたNuno Gomesの話。ちょっと時間が経ってしまったけど。
 マリッティモ戦で2ゴールをあげた彼はスーペルリーガ通算106ゴール。JVPの105ゴールを抜いて、スーペルリーガで現役最高得点選手になったそうだ。因みにNuno Gomesにとってマリッティモ戦は245試合目。JVPの出場試合数は406。
 ただ正直、数字だけを見ると「まだそんなものか…」という感じもする。ポルトガル人ストライカーが少ないこと、外国籍選手の場合は長くポルトガルに留まらないことなどがその要因なんだろうと思うけど。
 Nuno Gomesの場合、フィオレンティーナに移籍する前の4シーズンは2桁だったのに、復帰したシーズンが9ゴール、昨シーズンは7ゴールで今シーズンも27節終了時点で7ゴール。復帰後は怪我で長期離脱することが多かったから単純に調子が上がらないとは言えないんだけど…まあ、彼がそのあたりは1番分かっているか。
 今シーズン、現時点での得点ランクはスポルティングのLiedsonがトップで22点。2位はSimaoの12(ここもずいぶん離されたよなぁ)。Nuno Gomesの7点というのは11位タイ。今シーズン優勝したら、来シーズンの目標はトップスコアラーにしてみない?
 さて、やっと今日の話題。それはTrapのこと。
 ユーロ2004でイタリア代表を率いて敗退し、イタリアでは「既に終わっている」監督だとみなされていたTrapだけど、ここのところのベンフィカの好調を受けて、その名声を取り戻し始めたらしい。今やベンフィカは「古豪」であり、もう10年優勝から遠ざかっていることは周知の事実。そのベンフィカを復活させたとの評判。それには環境の変化が十分影響しているわけなんだけど、多分、それは見ていないのだろう。
 それによって噂されているのが、イタリアクラブへの復帰。ローマの新聞は、ラツィオが来シーズンの監督として狙っていると報じたようだ。他にも候補監督の名前は挙がっているのだけど、彼が第一候補らしい。
 LFVの構想の中で、Trapの続投は微妙だ。ファンの支持も…。もちろんファンのそれは守備的なイメージが好まれないのであって、結果を残せれば変わってくるのだろうが。ただ、全体的に見て1年でイタリアに帰る可能性も少なくない。「低迷続きだったベンフィカを1年で立て直した」監督として。全てはシーズン終了時の結果次第か。
 もし、Trapがベンフィカを離れることになったら後任は誰なのか。LFVの中でもファンの中でも、真っ先に名前が挙がるのは彼しかいないだろう。
 ただそれは、シーズン終了後に分かること。