Mais um ponto a campeao!

 できれば2点差以上で勝利して、ポルトには負けるか引き分けるかして欲しかったのだけど、そう上手くは行かない。ひとまずスポルティングに勝って、最低ラインは突破したからよしとするか。優勝決定が最終節までもつれ込むというのは、本当に今シーズンのスーペルリーガを象徴しているように思う。
 次節で引き分けでもいいからポイントを加えられれば、ベンフィカは優勝。ここでもう一度おさらい。もしベンフィカが負けて、スポルティングポルトが勝ってポイントが並んでしまったらどうなるのか。大会規則では、直接対決で獲得した勝ち点、得失点差、ゴール数の順。ベンフィカの勝ち点は4、ポルトが7、スポルティングが6でポルトが優勝となる。ベンフィカスポルティングが負けてポルトが勝ち、ベンフィカポルトが並んだ場合もポルトが優勝(勝ち点がベンフィカ1、ポルト4になる)。では、ベンフィカポルトが負けてスポルティングが勝ち、ベンフィカスポルティングが並んだら?勝ち点は両方とも3。得失点差も0ずつでゴール数も2ずつで同じ。となると次に来るのは大会を通じての得失点差。最終節の結果にもよるけれど、33節時点でベンフィカは得点50、失点30で得失点差20。スポルティングは得点64、失点32の得失点差32。ここでベンフィカは脱落してしまう。だから、何がなんでも勝ち点をとらないといけない。相手はヨーロッパの大会に進めなくなったとはいえ(でもベンフィカがタッサで優勝したら可能性はあるのかな?)、ボアヴィスタ。下手に引き分け狙いで行くと、足元をすくわれるからね。
 嬉しいニュースがもう1つ。ビーチサッカーのワールドカップで、ポルトガルはブラジルを破って決勝進出。ほとんど勝ったことがないらしい相手だっただけに、嬉しさもひとしお。決勝の相手は、ヨーロッパ予選で負けているフランス。リベンジできればいいんだけど。
 といっても、ポルトガルではあまり盛り上がっていないんだろうなぁ。ベンフィキスタは昨日、マルケス・デ・ポンバルでかなり騒いでたらしいけど。ああ、うらやましい。