Trapattoni vai voltar a Italia.

 とうとうTrapが今後の動向を明らかにしたようだ。イタリアのLa Gazzetta dello Sport紙のインタビューで、「タイトルをとってイタリアに戻りたい」と語ったという。主な内容は次のとおり。イタリア語が分かればよかったんだけどね。
「Paula(Trapの奥様)がいつも『仕事をやめて家に戻って、孫達と一緒にいてあげて』というんだ。でも私は・・・。ノスタルジーは感じている。トップクラブじゃないところに戻ると思う。セリアBのクラブでも構わない。」
「人々はみんな1ヶ月も前からお祭り騒ぎだ。私達はまだ何も勝ち取っていないというのに。ポルトガル人の半分以上がベンフィカのファンで、もし優勝したら、国の全てがストップしてしまうだろう。これはとても危険だ。チームはまだ若く、ずる賢さがほとんどない。例えば3対2で勝っていたとしよう。試合終了間際にコーナーキックのチャンスを得たら、8人が相手陣内に集まってしまい、それで勝ち点を失ってしまう。試合前にいつも選手達は『今日は勝つぞ!』と叫ぶ。だから私は訂正するんだ。『今日も勝てるように頑張ろう』とね。」
「このチームはまだ若く、経験も少ないが素晴らしい未来を感じさせる。Manuel Fernandesはまだ19歳だが宝石のような選手だ。よく走り、プレッシャーをかけるのもドリブルもいい。素晴らしい足と試合の流れを読む能力を備えている。」
 今のこのタイミングでこういった話をすることに疑問を感じないこともないが、一方で、有終の美を飾らせるために優勝しようという気持ちを選手達に植え付けることも可能だと思う。豊富な経験に基づく掌握術なのか、それは日曜の試合ではっきりするんだろう。
 なお、最終戦は日曜日の19時15分(日本時間月曜3時15分)からでポルト対アカデミカも同時刻スタートに決定。
 ただその前にUEFAカップの決勝戦。この時ばかりはスポルティングに買って欲しいと思うけど、相手がベンフィカが負けたCSKAモスクワだというのがちょっと微妙・・・。
 これが終わると移籍話でまた右往左往するんだろうなぁ。ポルトはManicheもCostinhaもMcCarthyもSeitaridis出すみたいだけど。