A Vitoria 14 anos depois

girassol2005-10-16

 素晴らしい!
 どこをみても、一般紙でさえも、今日はベンフィカ&Nuno Gomes一色。ポルトの地では14年ぶりの歴史的勝利に、みんな酔いしれたんだろうなぁ(私はさっさと寝てしまったけど)。
 最後にベンフィカポルトで勝ったのは1991年4月28日。0対0で迎えた後半81分に途中出場したCesar Britoがすぐにゴールを決め、その4分後に2点目をとり、昨日と同じ0対2で勝利した、というもの。同じ0対2で、しかも1選手の2得点で勝利したというのは、なんとも面白い。しかもNuno Gomesはその14年前の試合を、アンタスで見ていたのだそうだ。
「3ポイントを取れた。それが何よりも重要だ。私たちのこの試合の目標だったからね。デルビーはいつも激しいものだから、今日も厳しいものになるだろうと思っていた。でも、私たちの後半のプレーは勝利にふさわしかったと思う。ポルトの攻撃をコントロールして、その後反撃に転じた。ポルトで勝利できないというジンクスを打ち破った。この勝利はいつも一緒にいてくれるファンに、そして私のゴールは辛い時期を支えてくれたJose Torresに捧げるよ。
今日のNuno Gomesは私自身が望んでいた姿。この調子をキープしていきたい。」
 Nuno Gomesはこれで得点ランキング単独首位。しかも、昨シーズン上げたゴール数にもう並んでしまった。本当に完全復活!?
 そして、オランダ人監督の直接対決を制したRonald Koeman。
「後半は素晴らしい試合だった。前半はあまりよくなく、ポルトのほうが私たちを上回っていた。ファンタスティックな後半を戦い、勝利した。対戦相手にも敬意を払うが、それより自分たちの選手に敬意を払いたい。
非常に重要な勝利だ。何年もここで勝利を祝うことができなかったファンにとっても。しかし開幕直後の悪い状態で腐ることはなかったし、だからといって、私たちはよくなったと考えるときでもない。少しずつ首位との差を縮めている。この勝利は選手たちの志気を高めることになるし、更に自信を得る。新監督が就任するとチームになじむまでに時間がかかるものだが、しかし、今既に私たちは素晴らしい試合をしている。
Adriaanseとは試合の前に話したが、試合の後には彼を見ていない。なぜだか分からないが、別にそんなことどうでもいい。この勝利は特別なものだが、この(オランダ人監督)対決はオランダ人というだけに特化されているものであって、個人的なものではない。」
 さて、前半14分に負傷退場となってしまったMiccoli。まだ詳しい診断はでていないけれど、数週間は戦列を離れるんじゃないかという話。つまり、ビジャレアル戦は欠場の可能性大。彼の負傷でNuno Gomesも発奮したんだろうけど、長い期間離れるとなるときついなぁ。