Incrivel? Mas este e o Benfica!

　なんだか先日の勝利で吹っ切れたような。もちろん、でかい口をたたいたわりにはマンＵの調子が悪かったのかもしれない（あれはただのはったり？）けど。
　昨日は友人の誕生日で、お祝いをしつつ「早く帰って早く寝なきゃ」と思っていたのに、結局２時まで飲んでいて、４時半に起きられるかすごく心配だった。で、起きられたけど少し頭が痛くて、それでも見始めたら開始早々先制されて。正直「やっぱりだめだ」と思ってまた寝てしまったのだけど。
　次に目が覚めたのがちょうど後半開始直後。え、勝ってるじゃん！とそれからは釘付け状態。８０分ごろからすごく心臓がどきどきしているのが分かって、終了のホイッスルを聞いた時には本当に泣いてしまった。だって、信じる気持ちはあったけど、どこかで無理だとも思っていたから。
　ディフェンス陣の動きはもう非の打ちどころがないくらいで、Nelsonも最近の不調が嘘のよう（Geovanniへのあのクロスは絶品！）。でも、何より驚いたのがGeovanni。あんなにひどかったのに人が変わったようで…Koemanの荒療治がかなりショックだったのだろうか。交代する時の歓声は、Mantorrasが加わることへに対してだけではなかったと今回ばかりは思った。ずっとブーイングばかりだったのに、本当の少しのきっかけで天と地がひっくり返ったようになるものなんだね。その点では２点目のBetoも同じ。この２人はこの試合で彼らに対する悪い評価をひっくり返したね。
　嬉しいので今日は長くなるけどこのまま監督&選手コメントを。
Ronald Koeman
「ベンフィカはビッグクラブで長い歴史がある。そしてマンＵを破るという素晴らしい財産を作った。チームは最後の瞬間までいい動きをしていた。グループリーグ突破をするだけの力があった。これは非常に大きな一歩だ。ヨーロッパのビッグクラブの仲間入りをするだけの資格は備えている。前半はとにかくファンタスティックだった。最初はかなり神経質になっていたが、先制されてからは素晴らしかった。後半はディフェンシブになったが、それはマンＵがかなりプレッシャーをかけてきたから。
　誰か１人の選手を持ち上げるのは好きじゃない。選手全員が素晴らしい試合をした。主力が何人か欠けているというのは知ってのとおりだが、みんながベストを尽くしていた。」
Beto
「この試合に全てを託していた。そして次の舞台に進むための大切な勝利を勝ち取った。シーズン開幕当初Betoを非難していた人々も今、Betoに満足していると思う。サッカーとはそんなものだし、人生とはそんなものだということを私たちは理解しないとね。」
Geovanni
「最初のチャンスを、そして起こったこと全てを神に感謝する。それからチャンスを与えてくれた監督に感謝したい。ブラジルではいつもトップのポジションでプレーしていたし、いつだってそこが私の場所だ。Nelsonが素晴らしいクロスをくれて、私はそのボールを見て、自分のベストを尽くしてプレーした。本当に幸せだ。」
Nuno Gomes
「勝利の理由はチームのまとまりと満員のスタジアム。９０分間彼らがサポートしてくれたからで、勝利は彼らのもの。厳しい試合になることは分かっていたが、勝者のスピリットで勝つことができた。私たちの目標はグループリーグ突破だったが、今はできるところまでやりたいと思う。」
Nelson
「私たちは素晴らしい選手でいっぱいの、素晴らしいチームだ。団結力は素晴らしい。それぞれの試合に解決法を見つけ出していた。ウイングとしてプレーするのはサイドバックとは違う。長い間そのポジションでプレーしていなかったから少し難しいと感じている。しかしできるだけベストを尽くすようにしている。チーム全体が上手くいった試合だった。一致団結して集中することができた。これは歴史的な勝利だし、私たち、クラブにとって非常に重要なものだ。スタジアムの雰囲気にも感激した。私たちに大きな力と士気を与えてくれた。」
Luisao
「素晴らしい勝利だったろう？この勝利を信じていた人は少なかった。信じていたのはベンフィカファミリーだけ。歴史に残すための挑戦を私たちは受け止めている。ベンフィカの名前が刻まれるための新しい挑戦を私たちは日々探し求めている。彼らに先制された瞬間の気持ちを説明するのは難しかったが、今なら更なる経験を積むためだったといえる。」
　今となってはあの中だるみはいったいなんだったんだろう…と思う。グループＤの混戦はマンＵの不甲斐なさが要因だと言うけど、実はベンフィカが筋書きを作っていたんじゃないだろうかと。
　次の相手はかなり厳しいものになると思うけど、ひとまずはみんなで集まってぱーっとお祝いしましょうね！