Marcel ja e o jogador do Benfica.

 昨日書いたとおり、アカデミカのMarcelの加入が決まった。ただ噂と違ったのは、完全移籍ではなく今シーズンいっぱいのレンタル+買取オプション。結局、完全移籍には移籍金額がネックになった模様。では会見時のコメント。
「正式に代理人へ話があったのは2週間前だったが、いつもベンフィカのことが頭の中にあった。なぜならベンフィカはビッグクラブだから。ポルトガル国内においてだけでなく、世界的にも知られている。だからどの選手であってもベンフィカというクラブを気にしているし、それは私も違わなかった。国外からもオファーはあったが、ポルトガルに残りたいと思っていた。
 チーム内での競争は激しいと思うが、真摯に練習に取り組み、チームメイトを尊重して、自分の場所を見つけていきたい。自分のサッカーに自信を持っているし、回りもそれを尊重してくれるとおもう。みんな試合に出たいし、そのために練習をしている。競争はチームにとってポジティブなこと。それが監督のオプションを増やすことに繋がるし、チームの質を上げることにもなる。
 私が気にしているのは自分のベストを尽くし、ゴールを決めること。個人的にはいいプレーをしてベンフィカに貢献したいと思う。」
 LFVは彼がこのマーケットでの最後の補強選手と明言。彼が言う三冠を獲得できるかは分からないが(二冠がいいところだと思うけど)、結構いい感じの補強だったかなとは思う。まぁCLを戦っているんだからね。
 ただ、終わったと言うのは「獲得」の方で、選手を放出する可能性はまだまだある。決定したのはDos Santosが1年半の契約ででモナコへ、そしてEversonが今シーズンいっぱいのレンタルでスイスのヤングボーイズへ。また、Paulo Almeidaがブラジルのゴイアスへレンタル、と言う話もある。
 そして心配なのは、Marcel関連でアカデミカにレンタルか?と言われていたJoao Pereira。結局アカデミカ行きはなくなったけれど、何らかの形でチームを離れることは間違いないようだ。Recordによると、ジル・ヴィセンテが彼のレンタルを希望しているらしく、金曜日にも両クラブで話し合いが持たれるのでは、と言うこと。
 以前、LFVは下部組織出身の選手をトップチームに増やすことが目標だと言い、下部組織の充実を図るため、今シーズンは特にいろいろなことを取り組んでいる。なによりも彼らがトップチームでプレーすることによって、下部組織にいる選手、子供たちのモチベーションも上がり、いい方向に向かっていくのだと思う。それなのに、Joao Pereiraはチームを離れ、Manuel Fernandesも交代で少しプレーするのみ。これで本当にいいのか?と思う。育てて売る…というのが目的ならいいけれど。
 監督が変われば好みの選手も変わるもの。それは分かっているけれど、「オプションが増える」という以上に選手を使い捨てにしている感があって、なんだか納得行かない。同じ監督が何年も指揮を執るのはいただけないけど…3・4年は同じ人にしようよ。じゃないと選手も可哀想だと思うのは私だけ?