500 mil euros por ano

 Rui Costaがサインをした白紙の契約書。その後、LFVはいったいどのくらいの金額を書き入れたのだろうか。話によると、それはミラン時代に彼が受け取っていた金額の10分の1…50万ユーロ前後だと言う。日本円にすれば約7000万円。
 「うちならもっといい条件を出せるから来てくれないか」なんてクラブ、世界中にごろごろと―おそらく日本にだって―あるだろうと思う。確かに年齢に対する不安はあるだろうが、それを十分カバーできる技術と経験がある。
 「金額なんて問題じゃない。ベンフィカに戻りたかった。」その言葉の重みを、すごく感じている。同時に、今のベンフィカは彼がそこまで愛を注ぐのに相応しいクラブなのだろうかと、不安にもなる。
 今日は、Ruiの移籍に関する監督、チームメイトのコメントを。

  • Fernando Santos
    「Rui Costaはベンフィカサウダージを持つ選手の1人であり、それは何年もここでプレーしていたのだからと当然のこと。1人の人間として、選手として、そしてベンフィキスタとして尊敬に値する人物だ。」
  • Nuno Gomes
    「夢が現実になった。私の最高の友人の1人であり、それ以上にほとんどのベンフィキスタにとって待ち焦がれていた選手だ。私もベンフィキスタも彼を誇りに思っているし、Rui自身の夢が現実になったのだと断言できる。」
  • Moreira
    「彼と一緒にプレーできることは、ベンフィキスタとしても大きな喜びだ。トップチームの若手選手にとっても最高のものとなるだろう。全てのファンにとってもね。」
  • Alcides
    「紛れもない背番号10の選手だ。ベンフィカは素晴らしい契約をしたね。間違いなく、素晴らしいチームメイトになるだろう。彼がイタリアで築き上げた素晴らしいキャリアを、ここでも積み重ねてくれることを期待している。」
  • Leo
    「Rui Costaクラスの選手にコメントなんて何もできない。彼が勝ち取ってきたものが全てだ。偉大な選手、偉大な人間であるのは明白だ。彼が加入することで、ベンフィカはもっと世界に知られたクラブになるだろうし、重みも増す。彼とプレーできるのは嬉しい。彼は天才だよ。彼が何をしてくれるか期待している。」
  • Eusebio
    「Rui Costaのベンフィカ復帰を非常に嬉しく思う。彼は100%プロフェッショナルな選手であり、いつもベンフィカでキャリアを終えたいと望んでいた。白紙の契約書にサインをしたことが、その全てを物語っているだ。年齢については何もいえないが、フィジカルコンディションは全然問題ない。クラブにとって大きな助けとなってくれるだろう。」