Manuel Fernandes vai ao Portsmouth.

 「何故下部組織出身の選手をみすみす自由契約で手放すのか」と書いたけれど、大事な人のことを書くのを忘れていた。それはMourinhoに「Manelele」と名付けられたManuel Fernandes!彼は既にイングランドに飛び、ポーツマスのメディカルチェックを受け、あとは契約にサインするのみ。移籍金は900万ユーロで、契約期間は4年とか5年とか言われている。
 確かに若手有望株であっても、Bチームという存在がなくなってしまい試合に出る機会が少なくなってしまう以上、モチベーションをキープさせるのは難しいのだろう。でも、彼はバックアップメンバーとしては高いレベルを持っている選手だと思うし、手放すのはどうかと思う。しかも、何でポーツマス
 ベンフィカの下部組織って、一体なんなんだろうね。ポルトみたいにトップチームの供給源的なイメージがあるわけでもなく、スポルティングみたいにワールドクラスの選手の製造工場的なイメージがあるわけでもない。今年上がって来る選手を除いて、純粋培養のベンフィキスタってRuiしかいないじゃん(まあ長い間外にいたけど)。なんだかそういう組織がないといけないからただ置いてるって感じで…スポーツクラブだから確かにそれでいいのかもしれないけどさ、寂しいよね。
 ところで、ベンフィカのトレーニングセンター、18日からトップチームも使用開始。でもここでの練習は原則公開にはならないよう。
 一応きちんと観客席(観覧席?)もあるし、ベンフィカの練習は原則公開だったから、場所が変わっても公開するんだと思っていた。18日は練習開始時間の2時間半前からファンが集まり、初日だったこともあって急遽30分だけ公開になったみたいだけど、あくまでこれは「特別」なんだそうだ。ただ施設の見学ツアーはこれから検討していくらしく、その時にもしかしたらチラッと見られるのかな…。
 でも、全ての練習をこのトレーニングセンターで行うわけでもないようなので、ルスでの練習は今までどおり一般公開してくれるのかな。
 さて、明日はお披露目のボルドー戦。ワールドカップ出場組はまだ合流していないので、試合にも出ないけど、顔ぐらい出してくれる人もいるのかな?
 画像はトレーニングセンターの入り口が開くのを待つベンフィキスタ。約500人が集まったそうだ。あまりの暑さに、休憩中選手が飲んでいる水をねだったつわものもいるらしい!?